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美味しんぼ 和解 ネタバレ [エンタメ]

福島被ばく風評疑惑で、物議を呼んでいる
ビックコミックスピリッツ連載中の 『美味しんぼ』

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原作者の雁屋哲氏がブログを更新し、
さらに、世間は混乱している。

4月 28日に発売されたビックコミックスピリッツでの
『美味しんぼ・福島現実編 1』 では、
原発事故で被ばくした、福島県を
主人公・山岡士朗たちが訪問。

取材後の夕食シーンでは、
鼻血を出す場面が描かれ、
実在する町長も 『(事故後に鼻血や倦怠感を訴える人は多くいます。
誰も言わないだけです。』 などと発言していた。

作品中では、医療機関から、
『鼻血と被ばくに医学的・科学的根拠を繋げるものはない。』
と説明された部分もあるが、
福島県・双葉町では、 『風評被害に当たる。 事実と異なる』と
異例の抗議文が寄せられた。


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自民党の石原伸晃環境相も
『事故に伴う放射線の被曝と鼻血の因果関係はないという
評価が既に出ている。
描写するものが何を意図しているのか理解できない』

『漫画がノンフィクションなのかフィクションなのかも分からないが、
風評被害を引き起こすようなことがあってはならないと思う』 と
今回の描写に異常な反応を示しています。

これに対し、雁屋哲氏のコメント。
『自分が2年かけて取材した事実に基づき、
描写した事へ、なぜ、抗議されなければいかないのか?』

『私は、事実しか描かない。 鼻血ごときで、騒ぐ人は、
話しの続きを見て発狂する。』

『不都合な事実を嫌い、心地よい嘘に満足している。』







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私なりに、この事について調べてみました。
まず、 『被ばくした人は本当に鼻血が出ているのか?』

実際に鼻血が出て、混乱したという情報はありませんでした。
高濃度放射能によゆ被ばくの結果、粘膜等の細胞の再生能力が落ち、
多量の鼻血出血により、死に至る という事は科学的にも言われていますが、
福島県・双葉町の町民は、全員 非難し、町役場でも
鼻血に関する問い合わせは無いそうです。

発刊元の小学館も
『原作者の意思を尊重して、描写を掲載しましたが、
鼻血が放射能による被ばくが原因と断定する意図はありませんj。』
とコメントしていた。


じゃあ、 『なんでそんな場面を載せたの?』
これについては、雁屋哲氏が、福島県を取材中に
現実に、鼻血が出たり、疲労感が増した体験もあると言っています。

しかし!
『福島県民の人口に対し、 何% の人に症状があったのか?
数字的データが無い。』

『福島原発に取材に行ったら鼻血が出た。
医者は、放射能を関係ないといったが、
鼻血が出た、医学的根拠が明らかにされていない。』

『ぶっちゃけ、放射能なんて、風や雨でどんどん拡散してるから、
関東全体で被ばくしてるといっても過言じゃない。
でも、私の周りにそんな症状の人はいない。』


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5月 12日発売の 『福島元日編 2』 では、
主人公が、体調の変化を被ばくが原因として、
さらに追及するという話しが描かれるらしいですが・・・・・。

4日前くらいから、このニュースを見ていて、
雁屋哲氏は、原発反対派の政治意識が強い人なのか?
と感じました。

『サザエさん』 のアニメが40年以上も放送されていると知っていますか?
でも、家族の人は、全然、歳を取らない。
クレヨンしんちゃんでさえ、妹が産まれて、時代が進んでいるのに・・。

そう、漫画やアニメは、 『仮想世界』 の話しなのです。
現実に基づいて描かれていても、結局は 『嘘の世界』
でも、描いてはいけない事もある。
それは、 『現実を偽って描写する事』

特に、放射能汚染に関しては、事態の収束がない問題。
それを、一人の人間の経験と判断で、うかつに描いてはいけないと思います。

『漫画』 も1つの巨大媒体。
しかし、データのない事実を真実として描く事は危険だと感じます。

それでも、雁屋哲氏が、 『真実を描く』 というのならば、
きちんとした、根拠・データを呈示する義務があります。

私も美味しんぼ好きで読んでいましたが、
今回の騒ぎで、読む気持ちが無くなりました。
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